
ドクトリン・オヴ・ラヴ/ジェイレン・ンゴンダ
なんか、1972年以降に作られた音楽はほとんど聞かないんだって。
あー、そうだろうな、と。全然驚きません。UKレトロ・ソウル・シーンを牽引するジェイレン・ンゴンダ。2023年のデビュー作『カム・アラウンド・アンド・ラブ・ミー』以来、久々のセカンド・フル・アルバム、出ました。
前作同様、プロデュースおよびアレンジはマイケル・バックリーとヴィンセント・キアリート。おなじみダップトーン系の腕ききミュージシャン・チームががっつりサポートしています。
ヴィンテージ・ソウルの焼き直しだろ、とか。ざっくり浅めの文句を言うやつもいなくはなさそうだけれど、こういう文化というか、時を超えるべき宝を雄々しく継承する心意気が痛快じゃないですか。
70年代スウィート・ソウル、60年代ポップ・ソウル、ゴスペル風味のサザン・ソウル、ドゥーワップ系、プロト・ファンク系など、いい感じのバラエティも意識しつつのうれしい全10曲です。


