
ディグ!/ママズ・ガン
UKソウル〜ファンク・バンド、ママズ・ガンが久々に届けてくれた新作。前作『キュア・ザ・ジョンズ』が2022年のリリースだったから、4年ぶり。6作目です。
前作でニュー・ソウル〜スウィート・ソウル系への傾倒を強めた印象もあったけれど、今回はさらなる深みへ。特にタイトル曲には、ギル・スコット=ヘロンの最強パートナーとしておなじみ、クール&ザ・ギャング、ボビー・ハンフリー、フィリス・ハイマン、ウィル・ダウニング、ロイ・エアーズ、グウェン・ガスリーらとのコラボでもいい仕事を聞かせてくれてきたごきげんなプロデューサー/ソングライター/キーボード奏者/フルート奏者、ブライアン・ジャクソンを迎えて。完璧!
リーズにあるオール・シングズ・アナログ・スタジオで16トラックのアナログ・マルチ・レコーダーを使いながら、ほぼ一発録りに近い形でレコーディングしたとのこと。バンドとしてのスキル・アップも含めて、いい感じに熟してきているみたい。活動初期のポップさとはまた違った形の成熟具合というか。
時の流れの中で忘れられてほしくない、失われてほしくないソウル・ミュージックの“型”のようなものへのこだわりが痛快です。ブルーノ・マーズ〜シルク・ソニックあたりに共通する頼もしさ。アンディ・プラッツを中心とする曲作りも巧みだし。今の時期、ウォーキングのおともに最適かも。

