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Disc Review

The Complete Christmas Collection / Ella Fitzgerald (UMG Recordings, Inc)

ザ・コンプリート・クリスマス・コレクション/エラ・フィッツジェラルド

なんかぼんやりしていたらクリスマスだ。なにかと不安だらけの世の中で、それでもクリスマスはやってくるのだね。

今年もノラ・ジョーンズとか、ホセ・ジェイムスとか、アマンダ・シャイアズとか、G.ラヴとか、ザ・ナイツとか、いろいろな人たちがそれぞれの個性を活かした素敵なクリスマス・アルバムを発表していて。紹介しようかなと思いつつも、なんだか、どのタイミングで取り上げていいんだかわからないまま、ずるずるとクリスマス・イヴになってしまって(笑)。

とはいえ、一昨年はロス・ロボス、去年はザ・バード&ザ・ビーと、毎年ひとつずつクリスマス・アルバムを取り上げてきているので、今年も何か…という感じで。今回は新作ではなく、サブスクのストリーミングで気軽に接することができる旧音源によるクリスマス・ソング集を紹介しておくことにします。

ジャズ・ヴォーカルの女王、エラ・フィッツジェラルドによるホリデイ・シーズン関連曲や聖歌を一気にまとめた『ザ・コンプリート・クリスマス・コレクション』。今年コンパイルされたものではあるものの、フィジカルはもちろん、どうやらダウンロード販売とかもないみたいなので、つまり、全48曲のストリーミング・プレイリストみたいなものか。

とりあえず、聖夜を最高に心地よく、ゆったりと過ごすには絶好のソング・コレクション。すべてCDでも出ている音源なので、どうしてもフィジカルで入手したければそれぞれでがんばってゲットしてみてください。とはいえ、今日はもうイヴだし。来年のための早すぎる準備ってことになっちゃうか(笑)。

収録曲の内訳はというと——。まず、トラック1から12までが1960年リリースの初クリスマス・アルバム『エラ・ウィッシズ・ユー・ア・スウィンギング・クリスマス』の収録曲全部。

続くトラック13は1959年のシングルB面曲。14と15は1960年にイギリスで出たシングルのAB面。16、17、18は2002年に『…スウィンギング・クリスマス』のCDが再発されたときにボーナス追加された別テイク。ルイ・アームストロングとのデュエット19は1957年の『エラ・アンド・ルイ・アゲイン』より。ルイ・ジョーダンとのデュエット20は1949年のシングル。インク・スポッツのコーラスを従えた21は1950年のシングル。

で、トラック22から34までが1967年11月リリースのクリスマス・アルバム第2弾『エラ・フィッツジェラルズ・クリスマス』。さらに、トラック35から48までがそのひとつ前のアルバム、1967年8月リリースのクリスチャン・ヒム集『ブライトゥン・ザ・コーナー』だ。これら2作のアルバムは、エラがヴァーヴ・レコードを離れてキャピトルへと移籍して放った移籍第2弾と第1弾。発売順と収録順が入れ替わっているのは、たぶんこの2作をこの順で抱き合わせた2枚組がかつて再発されたことがあったからかも。

最高の歌声で最高に素敵な聖夜をお過ごしください。

というわけで、去年同様、今年もこのクリスマス・アルバムを紹介したところで本ブログは冬休みに突入です。“平日は毎日更新”という個人的ルールを全うできた1年だったかも。けっこうがんばりました(笑)。

年末年始番組のお知らせとか、イベントの告知とかはその都度させていただくと思いますが、毎日のニュー・リリース紹介は年内これが最後ってことで。年明けはまたテキトーな時期からずるずるスタートします。再開したらまた遊びに来てください。メールアドレス登録しておいていただけると、更新があったとき自動でお知らせが届くようにもなっています。その辺もご活用ください。

今年もお世話になりました。メリー・クリスマス! そして、よいお年を!

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