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Disc Review

Neil Young Archives Volume II: 1972–1976 / Neil Young (Reprise)

ニール・ヤング・アーカイヴズVol.2:1972〜1976/ニール・ヤング

先週土曜日、11月21日にロック・カファ・ロフトから無観客・生配信されたリモートCRTのビートルズ特集、たくさんの方が視聴してくださったようで、ありがとうございます。当日、配信中に発表したSpotifyプレイリストのURLは以下の通りです。

■Paul 30 (by Nohji)
https://spoti.fi/333m2t7
■Paul 30 (by Neya-Pon)
https://spoti.fi/3kQDNBZ
■Paul 30 (by Kenta)
https://spoti.fi/2IUcfOX

■John 30 (by Nohji)
https://spoti.fi/36ZGdJL
■John 30 (by Neya-Pon)
https://spoti.fi/3nM2CB4
■John 30 (by Kenta)
https://spoti.fi/3349ykN

お時間あるときにでも楽しんでみてください。12月5日(土)23:59まで映像のアーカイヴ配信もされていますので。ご興味ある方はこちらへどうぞ。

で、その生配信の際、話題になったニール・ヤングのCD10枚組特大ボックスセット第2弾『ニール・ヤング・アーカイヴズVol.2:1972–1976』を今日は紹介します。ちょっとあの配信のときの説明に間違いがあったので、ここでちゃんと説明し直しておきますが。

フィジカルはニール・ヤングのアーカイヴ・サイト(NYA)でのみ、11月20日に限定発売とアナウンスされていて。これはもう注文しなくちゃとずっと思っていたのに。ほんのちょっとためらっているうちに完全に出遅れ。初回分が完売してしまって。しまった…とアセっていたら、先日、追加注文もスタート。ありがたや。来年3月5日、ちょっとだけデザインが変わった形で第2版がアンコール・プレスされることになって。

今度はもう迷ってる場合じゃない、と。勇んで注文をぶちかましたわけです。で、その注文の際、あれこれ、なかなかに凄まじいゴタゴタがあったりして(笑)。そのことは先日のリモートCRTでご披露した通り。お恥ずかしい。事の顛末はリモートCRTの見逃し配信を参照してやってください。

というわけで、ブツがぼくの手元に届くのは来年のことになるのだけれど。音だけは初回分の発売と同時のタイミングでNYAのネット・ストアから全曲ダウンロードさせてもらえましたー! 音質にうるさいヤングさんだけに、もちろん24bit/192kHzのハイレゾ音源ファイルで。おかげで落とすのにすげぇ時間かかったけど(笑)。今のところそれで楽しんでます。で、大いに盛り上がってます。

やっぱ1970年代半ばのニール・ヤングはすげえや…。

音だけ聞ければいいやって方は、月額2ドル弱でNYAをサブスクすれば、ダウンロードはできないもののネット上で全曲ハイレゾ音質でストリーミングできます。ちなみに、ブツを買うとクーポンがもらえて1年分のNYAサブスク権もサービスでゲットできる。なので、当然ストリーミングもOK。どこでも聞ける。いやー、至れり尽くせり。ありがたい。

去年亡くなった長年のマネージャー、エリオット・ロバーツは、『アーカイヴVol.1』が出た直後、“第2弾は1972年から1982年までを扱ったボックスになる”とか発言していたけれど、全然違くて(笑)。今回の箱にはタイトル通り、1972〜1976年、ほぼ3年半の間に録音された音源がCD10枚に詰め込まれている。ライヴ盤に挿入されるMCのトラックなどを除くと全131曲入り。うち、12曲はこれまでどんな形でも世に出ていない、今回初お目見えの未発表曲だ。さらに49曲が未発表ライヴ、別ヴァージョンなどレア音源。

『エヴリバディーズ・アローン(1972〜1973)』と題されたディスク1は、冒頭、1972年11月にA&Mスタジオで録音されたギター、あるいはピアノの弾き語り音源3曲でスタート。未発表曲あり、「ラスト・ダンス」のタイトル違い初期ヴァージョンあり、ノッケからもう油断できない。続いて『時は消え去りて(Time Fades Away)』期のレアものとして、まずストレイ・ゲイターズとのスタジオ音源が3曲。うち2曲が初お目見え楽曲だ。さらに「ザ・ローナー」の未発表ライヴ・ヴァージョンや、CSNY「ヒューマン・ハイウェイ」未発表ヴァージョンも。既発ヴァージョンは2曲のみ。しかも、そのうちのひとつは「タイム・フェイズ・アウェイ」のシングルB面としてのみ世に出た「ラスト・トリップ・トゥ・タルサ」のアルバム未収録ライヴ・ヴァージョンだから。うれしい。

ディスク2は、去年、一足先に発掘リリースされた『タスカルーサ』まるごと。

『トゥナイツ・ザ・ナイト(1973)』と題されたディスク3は、1973年に大方のレコーディングが行なわれたものの、1975年になってからようやく世に出た『今宵その夜(Tonight’s the Night)』の収録曲のうち9曲を中心に、同セッションで録音された未発表ヴァージョン2曲と、ジョニ・ミッチェルが作り自らレコーディングにも参加した未発表曲「レイズド・オン・ロバリー」が加わる。

ディスク4は一昨年、2018年に発掘リリースされた『ロキシー:トゥナイツ・ザ・ナイト・ライヴ』。

『ウォーク・オン(1973〜1974)』と題されたディスク5は「ウォーク・オン」「フォー・ザ・ターンスタイル」「アンビュランス・ブルース」など1974年のアルバム『渚にて(On the Beach)』でオフィシャル・リリースされた7曲および『今宵その夜』に収められた「バロウド・チューン」を中心に、同セッションからの未発表音源、および『ディケイド:輝ける10年』収録の「ウィンターロング」、および「グリーンスリーヴズ」の未発表ギター弾き語りヴァージョンなどを詰め込んだ1枚。

ディスク6『ジ・オールド・ホームステッド(1974)』は全16曲中、やがて1980年のアルバム『タカ派とハト派(Hawk & Doves)』に収められることになるタイトル・チューンと、『ディケイド』収録の「ディープ・フォービドゥン・レイク」の2曲以外、まあ、蔵出しの未発表曲から既発ライヴ音源の別ミックスまで、程度の差こそあれ、すべて未発表音源。CSNYのライヴ音源も2曲。

ディスク7は今年の6月に出た『ホームグロウン』

ディスク8『デュム(1975)』は、1975年のアルバム『ズマ』が生まれたレコーディング・セッションの記録。『ズマ』でオフィシャル・リリースされた8曲を中心に、同セッションで録音された別ヴァージョンや未発表曲が加わる。

ディスク9『ルック・アウト・フォー・マイ・ラヴ(1975〜1976)』は、1976年のスティルス・ヤング・バンド名義のアルバム『太陽への旅路(Long May You Run)』や、アルバム・ジャケットまで完成しながらあえなくお蔵入りしてしまったCSNYのアルバム『ヒューマン・ハイウェイ』、1977年のアルバム『アメリカン・スターズン・バーズ』、1978年の『カムズ・ア・タイム』などのレコーディング・セッションからの既発音源、初出音源がずらり。聞き応えあり。同時期のライヴ音源も入っていて、1976年、大阪でバンジョーを弾き語りながら歌った「メロウ・マイ・マインド」とかも聞けます。

で、ディスク10は以前から噂になっていた『オデオン・ブドーカン(1976)』。1976年3月31日のロンドン、ハマースミス・オデオン公演と、同年3月10〜11日の東京・日本武道館公演で収録されたライヴ音源5曲ずつを収めた未発表アルバムだ。ダウンロード・ファイル名は10曲ともハマースミス・オデオンのライヴってテキトーにクレジットされていたけど(笑)、前半5曲がハマースミス・オデオン、後半5曲が武道館です。

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