Disc Review

Songlines / The Derek Trucks Band (2019 CD+DVD Edition) (Sony)

DTBSonlines

ソングラインズ/デレク・トラックス・バンド(CD+DVD)

今日は珍しく朝早くから仕事が入っているので、その前に、ちょっと軽めの更新。

新作アルバム『サインズ』を引っさげて、間もなく3年ぶりに来日するテデスキ・トラックス・バンドのフロントマン、デレク・トラックスが正式にスーザン奥さまとバンドを結成する前、2006年にリリースした傑作アルバムが、来日に向け、DVD付きの新仕様で再発売されたので、それ、ご紹介します。

時期的にはエリック・クラプトンのワールド・ツアーに起用され、一気に世界的な注目を集め始めたころ。やがてそのままテデスキ・トラックス・バンドへとスライドしていくことになるヴォーカルのマイク・マティスンが加入し、6人編成となって制作されたスタジオ・アルバムだ。ジャズやゴスペルへのアプローチも含む米南部ロックの伝統を下地に、ワールド・ミュージック的要素なども取り込みつつ、のびのび今様ブルース・ロックを構築している。当時、デレクはまだ20代後半。しびれる。

ローランド・カーク、スキップ・ジェイムス、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン、トゥーツ&ザ・メイタルズ、ニーナ・シモン、O.V.ライト、ソロモン・バークなど、ジャンルも時代も国境も越えたカヴァー曲も面白いけれど、名盤『オールレディ・フリー』や、のちのテデスキ・トラックス・バンドのファーストへと直結するようなソウルフルなオリジナル曲もかっこいい。もちろん、スライドを含めたデレクのプレイもすでに圧倒的。

というわけで、今回の再発売、ボーナス・トラックとして「グリーンスリーヴス」が入った日本仕様のCDに、同じ時期、2006年1月にシカゴで収録された2時間もののライヴ+インタビュー映像を収めたDVD付き。今年の2月に亡くなったコフィ・バーブリッジの姿とプレイもたっぷり味わえます。

来週、来るんだよねー。待ちきれないなぁ…。

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