
イン・ザ・ガーデン/ウィリー・ネルソン
またもや〆切りを過ぎた原稿が渋滞し始めちゃったもんで、今朝の更新は軽く。新譜の紹介ではなく、ちょっと最近気になる曲の再紹介って感じで。
近ごろテレビでも集中オンエアされているJR東日本「大人の休日倶楽部」のCM。竹之内豊が出ているあれですが。バックに流れているのが、なんと古いゴスペル・ナンバー「イン・ザ・ガーデン」で。あまりにも渋い選曲にまずびっくりして。そのハマリ具合にもぐっと来て。
誰が歌ってるんだろうと思ったら、歌と演奏は高田漣くんとその仲間たち。こりゃー沁みるぜということで、今日はそのことをブログに記しておきます。CMの曲に心動かされることがたまにあるけど。これは画面ともぴったりで。久々に沁みました。
「イン・ザ・ガーデン」は1912年に作られて以来、ロイ・ロジャース&デイル・エヴァンス、テネシー・アーニー・フォード、ペリー・コモ、ドリス・デイ、グレン・キャンベル、マール・ハガードなど多くの人が歌ってきた名曲。ぼくはエルヴィス・プレスリーが1967年のゴスペル・アルバム『ゴールデン・ヒム(How Great Thou Art)』で歌っていたヴァージョンでよく聞いてきたのだけれど。
漣くんはウィリー・ネルソンが2021年にリリースしたアルバム『家族(Family)』で歌っていたヴァージョンを下敷きにしているみたい。本ブログでも取り上げたことがあるアルバムなので、興味ある方はぜひ再訪してみてください。
さらにエルヴィスの『ゴールデン・ヒム』のこともずいぶん昔に本ブログで書いたことがあるので、よろしければそちらも。