Disc Review

The Ultimate Live At The BBC / The Yardbirds (Repertoire Records)

ジ・アルティメイト・ライヴ・アット・ザ・BBC/ザ・ヤードバーズ

デビュー60周年を迎えたヤードバーズのBBC音源集。過去、何度も何度も同趣向のアンソロジーが編纂されてきて。独レパートリー・レコードから2019年に出た70曲入りCD3枚組あたりでそろそろ打ち止めかと思っていたのだけれど。

レパートリー、懲りずにさらに重ねてきました。今回はインタビュー音源も含めて全90トラック入りの4枚組ボックス。全長4時間弱。1965~68年、『サタデイ・クラブ』『トップ・ギア』『トップ・オヴ・ザ・ポップス』『イージー・ビート』『サタデイ・スウィングズ』といったBBCの番組に出演したときの音源を集大成している。CD1〜3がジェフ・ベック在籍期、CD4がジミー・ペイジ期。CD1に12トラック、CD2に7トラック、CD3に6トラック、CD4に3トラック…計28トラックがうれしい初音盤化だ。

まあ、初音盤化の未発表ものといっても、別テイクが既発だったり、楽曲的には相変わらず全体を通しておなじみどころが繰り返し出てくるわけですが。既発音源も含めて音質的にも向上しているし。BBCヒストリアン、アシュリー・ウッドによる詳細なセッション・ノート(げっ、こんな曲も演奏してたの? という発見もいくつか)とかも充実しているし。ジム・マッカーティとポール・サムウェル・スミスへのインタビューとかもあるし。

個人的にはジェフ・ベックがチャック・ベリーの「ギター・ブギー」を「ベリーズ・ブギー」というタイトルでカヴァーしながら、それをテンポアップしつつ、どんなふうに「ジェフズ・ブギー」へと発展させていったのかとか、改めて堪能しました。

ヤードバーズのBBC音源にまだ手を出していない方は、間違いなく今回が絶好のチャンスです。でも、まだ10曲以上、未音盤化音源があるんだよなぁ。それを発掘して、今度は5枚組とか出してくる可能性も…。となると、とりあえずはストリーミングで様子を見たいところ。ところが、なぜかApple Musicにはなくて。でも、Spotifyなら聞けます。なので、すでに3枚組買っちゃってるなんて人はとりあえずSpotifyかな。

(追伸)
そういえば明朝は定期的に通っている診察の日なので、ブログ更新はお休みしますね。ひとつ、よしなに。

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