ニュー・リリース・インフォ/リトル・フィート、ザ・レモン・ツイッグス、アーロン・フレイザー、ウィリー・ネルソン
今朝はちょっと早めの時間からお仕事入っちゃってて慌ただしいので、近々リリースされる新作の中から個人的に気になっているものを4つ、ちゃちゃっとリストアップして、先行リリースの映像とか貼っておきますね。
どれもリリースが楽しみで楽しみで。待ち遠しい盤ばっかり。わっくわくです。
Sam's Place / Little Feat (Hot Tomato Productions)
サムズ・プレイス/リトル・フィート
リトル・フィート! 2012年の『ルースター・ラグ』以来の新作スタジオ・アルバムが5月17日に出ます。パーカッションのサム・クレイトンのヴォーカルを大フィーチャーしたブルース・アルバム。ハウリン・ウルフ、マディ・ウォーターズ、リトル・ウォルターなどのブルース・スタンダードを中心に、オリジナル・ブルースも1曲含む内容だとか。
現在のフィートは、サム・クレイトン(パーカッション)、ビル・ペイン(ギーボード)、ケニー・グラッドニー(ベース)、フレッド・タケット(ギター)、スコット・シャラード(ギター)、トニー・リオーネ(ドラム)というラインアップ。スコットさんとトニーさんにとっては初のスタジオ・レコーディングということになる。
5月末からはこのアルバムを引っ提げてツアーに出るらしい。来日熱望!
A Dream Is All We Know / The Lemon Twigs (Captured Tracks)
ア・ドリーム・イズ・オール・ウィー・ノウ/ザ・レモン・ツイッグス
こちらはゴールデン・ウィーク中の5月3日リリース予定。われらがレモン・ツイッグスの新作です。フル・レングス・アルバムとしては去年の『エヴリシング・ハーモニー』に続く5作目。今年のお正月に紹介した「マイ・ゴールデン・イヤーズ」も含む1枚で。前作での、ぐっと落ち着いた成熟ムードを再び振り捨てて、初期っぽいパワー・ポップ〜サンシャイン・ポップ風味を全開にした仕上がりになりそうな予感。
連休を賑やかに盛り上げてくれそうで、もう楽しみ!
Into the Blue / Aaron Frazer (Dead Oceans)
イントゥ・ザ・ブルー/アーロン・フレイザー
こちらはちょっと先、6月28日発売予定のアーロン・フレイザーの新作です。
2021年、ダン・アワーバックをプロデューサーに迎えて制作されたファースト・ソロ『イントロデューシング…』は、まじ、聞きまくったものですが。今回はアレックス・グースが共同プロデュース。前作のスウィート・ソウル〜ニュー・ソウル風味一本勝負的な感じではなく、ソウル、サイケデリア、スパゲッティ・ウェスタン、ディスコ、ゴスペル、ヒップホップなど多彩な音楽性が大胆にブレンドされたものになるのだとか。へー!
どんなことになるのやら。面白そう!
The Border / Willie Nelson (Sony Legacy)
国境/ウィリー・ネルソン
これは5月31日リリース予定。アルバムが出るころには91歳になっているウィリー・ネルソン。なんと通算152作目のスタジオ・アルバムだとか。
盟友バディ・キャノンと共作した新曲などを中心に、他ソングライターの書き下ろしや、様々なカヴァーを交えた1枚。前作では愛用のナイロン弦ギター“トリガー”をほとんど弾いていなかったウィリー翁ですが。今回は随所に翁のプレイらしき音が…。ロドニー・クロウェル作品をカヴァーしたこのタイトル・チューンでもカントリー系の名手ボビー・テリーとのナイロン弦対決が実現している模様。お元気でなにより!