Disc Review

Exotic Rendezvous / Los Mambo Jambo (Buenritmo Records)

エキゾチック・ランデブー/ロス・マンボ・ジャンボ

とりあえず業務連絡ですが。またこの夏も早稲田大学エクステンション・センターで恒例の講座『英米ロック史〜ロックンロールの創始者たち』ってのをやります。

7月の土曜日、全5回。今回も今年1〜2月同様、Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。この『英米ロック史』もすでに7年目。初期に扱ったテーマを改めて取り上げてほしいという要望も少なくなかったので、今回は新規2組、再登場3組の偉大な音楽家たちをセレクトしてお届けします。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング。グラム・パーソンズ。ブルース・スプリングスティーン。ローリング・ストーンズ。フィル・スペクター。この5組の歩みをたどり直します。別に早稲田の学生さんじゃなくてもOK。誰でも受講できます。パソコンでご覧の方は右のサイドバー、スマホでご覧の方は下のほうにインフォメーション乗せておきますので、詳細チェックしてみてください。よろしく!


というところで、今朝のディスク紹介。といっても、今回はどんなバンドなのか、全然知らない連中の新作なのだけれど。『エキゾチック・ランデブー』とか、もうアルバム・タイトルからしてごきげんなので。ちょっとストリーミングで軽く聞いてみたら。

いやいや。これがすっげーかっこよくて。サブスク時代の恩恵ですな。過去、この人たちのアルバムの日本国内流通仕様盤が出たこともあったみたいだけど、申し訳ない、気がつかなかった。不覚。今回初めて聞いて、今さらながらものすごく気に入っちゃいました。で、素性を知りたくていろいろ調べてみたのだけれど。結局よくはわからないまま。とりあえず、スペインはバルセロナのバンドらしいってことはわかった。レコード会社のWEBサイトにも行ってみた。でも、スペイン語が読めないもんで、詳しいことがさっぱり(笑)。

結成は2008年ごろ。レコード・デビューしたのは2012年かな。もう10年選手。着実にアルバムを重ねて、どうやらこれが6作目。過去作のアルバム・ジャケットとか眺めてみると、時にはビッグ・バンドっぽい編成を取り入れたりもしているようだけれど、基本的にはサックス、ギター、ウッド・ベース、ドラムの不良中年4人編成で。R&Bとか、ロカビリーとか、ジャイヴものとか、そういうごきげんなヴィンテージ・グルーヴをマニアックに演奏して聞かせるインストゥルメンタル・バンドだ。ペレス・プラードの代表曲のタイトルを流用したバンド名もいかしてる。

4人編成でリリースするアルバムとしては2016年の『ジャンボロジー』(これまたいかしたタイトルだなぁ…)以来。間にオーケストラ編成で自分たちの持ち曲を再演した企画アルバム『ロス・マンボ・ジャンボ・アーケストラ』(アーケストラ!)を挟んだり、サックス・プレイヤーのダニー・ネル・ローがインスト・アルバムを何枚か制作したり、ドラムのアントン・ジャールが別プロジェクトで歌ものアルバムを出したりはしていたようだけれど、ロス・マンボ・ジャンボ本体としてはこれが5年ぶりの新作。グループの古くからのファンにとっては待望の1枚ということになるのだろう。

でも、きっと持ち味はそのまま。不変なはず。まだ過去の諸作をちゃんと聞いていないので漠然としちゃってますが。ロカビリーあり、スウィングあり、サーフものあり、トゥワンギーものあり、エキゾチカものあり、スパイものっぽいのあり、ラテン系あり、テックス・メックスものあり…。あの手この手のインスト・ロックンロール三昧。楽しいー。タイトルは全然読めないけど(笑)。全曲モノラルというこだわりもよし。やばい。こういうバンドやりたい。まじ。

引き続き、他のアルバムも聞き漁ります。世界のいろいろなところにいろいろなバンドがいるんだなぁ。油断なりません。

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