Disc Review

Transmission / Huntertones (self-released)

トランスミッション/ハンタートーンズ

レイク・ストリート・ダイヴのアキー・バーミス入りのラインアップで2度目の来日を果たしたのが、えーと、何年前だ? 3年くらい前かな。ブルーノート東京でのライヴ、最高だったけれど。

ハンタートーンズ。新作、出ました。2024年の『モーショネーション』以来かな。何作目になるんだろう。全部追っかけてないので、これまた曖昧だけど、たぶん6作目か。ダン・ホワイト・セクステット時代も含めればあと2〜3枚あるわけですが。

今回もいい感じにファンキーで、ジャジーで、キャッチーで、ソウルフルなパフォーマンスをたっぷり聞かせてくれる。今回はアキーさんではなく、レイク・ストリート・ダイヴからはレイチェル・プライスさんが1曲ヴォーカルで客演。ボニー・レイットの初期傑作曲「サンキュー」のカヴァーを披露しています。さらにカート・エリングも客演して。こちらはなんとジミー・ウェッブ作の超名曲「ウイチタ・ラインマン」をカヴァー。かっこいい。

もちろんヴォーカルなしの演奏ものもすべてごきげんな仕上がり。それらはすべてバンドのオリジナル。基本、ダン・ホワイト(サックス)、ジョン・ランプリー(トランペット)、クリス・オット(トロンボーン)の3管なのだけれど、ランプリーはスーザフォンも吹くし、ホワイトはテナーだけでなくバリトンもいくし。そういう意味では、3管ハードバップ的なジャジーさと、タワー・オヴ・パワー的な切れと、ニューオーリンズ系ブラスバンド的な躍動と、JBホーンズ的なファンキーさとがいい感じに共存していて。

楽しい。言うことなし。

現状、ハンタートーンズはキーボードレスの編成ながら、「ウイチタ・ラインマン」にだけはジャスティン・スタントンがキーボードで参加。半数以上の曲にパーカッションの女性パーカッション奏者、ネガ・サントスが加わってグルーヴをより強力に仕立てている。

今のところデジタル・リリースのみ。フィジカル発売も待ってます。また来日して!

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