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Disc Review

Bring Me Your Love (Special Limited Edition) / City And Colour (Dine Alone/Vagrant)

ブリング・ミー・ユア・ラヴ/シティ・アンド・カラー

アレクシスオンファイアのダラス・グリーンのソロ・プロジェクト、シティ・アンド・カラーのセカンド・スタジオ・アルバムが2枚組デラックス・エディションになって再登場。オリジナル・フォーマットでのリリースは今年の2月だったか3月だったか。1年足らずでエクスパンデッド化されちゃったわけだ。前のを買った身としては、なんだか損した気分にもなるが。いやいや、このデラックス・エディション、素晴らしい仕上がりなもんで。仕方ない。許します。

オリジナル収録曲12曲にボーナス・トラック2曲を追加したものがディスク1。ボーナス含めた14曲すべてのデモ・ヴァージョンをオリジナル盤通りの曲順で収めたものがディスク2。デモ音源はすべて自宅、あるいはツアー先でレコーディングされていて。曲によってはディア&ディパーテッドのメンバーとかも参加しているけれど、基本的にはダラスくんひとりで作業したもののようだ。

もともとこの『ブリング・ミー・ユア・ラヴ』は、バンドのときとは一転、アコースティックなサウンドを基調に、はかなくメランコリックな歌心を聞かせる佳盤だったけれど。シンプルなデモ・ヴァージョン群では、さらに内省的な魅力が増幅されている。どの曲も、それほど大きくイメージが変わるわけではないものの、ラフに、粗くレコーディングされたデモ音源が持つ奇妙な魔力のようなものが存分に堪能できて。泣ける。

デモのほうが胸にぐっとくる曲もちらほら…(笑)。前の買っちゃった方、買い直しっすね。全世界6000セット限定だそうです。

-Disc Review

© 2020 Kenta Hagiwara