Disc Review

The McCormack Edition, Vol. 7: Acoustic Recordings (1916-1918) / John McCormack (Naxos Historical)

ザ・マコーマック・エディション vol. 7〜アコースティック・レコーディングズ(1916〜1918)/ジョン・マコーマック

今夜の岸は敵ながら痛快だったなぁ。くそーっ。それに対して、どうにもできないG打線のふがいなさ…。

つーわけで、今夜は心乱れたもんで。ジョン・マコーマックとか聞いちゃいます。04年からナクソスがスタートさせたアコースティック録音復刻シリーズ。年代順にちょっとずつリリースされ続けて、今回第7集が出た。ご存じ、アイルランド出身のテノール歌手。アメリカの市民権を獲得して、やがてハリウッドに定住するようになった人で。一般的には1930年の映画『我が心の歌』がおなじみかも。でも、このシリーズ、今回の第7集でようやく1916~18年。なにせラッパ録音だから音はご想像の通り。でも、そんなローファイな音像を突き抜けて届く豊かな歌心が素晴らしい。

第一次世界大戦下なので、出征/望郷系のそれっぽい曲もあり。アメリカ国歌とか入ってます。この人にとって唯一のオフィシャル録音となるマイスタージンガーの「優勝の歌」が含まれているのも、その筋のファンには見逃せないのかな。ぼくはその筋ではないのでよくわかりません。「ザ・サンシャイン・オヴ・ユア・スマイル」とか「ラヴ、ヒア・イズ・マイ・ハート」とか、ポピュラー系の楽曲中心に楽しんでます。

この人とか、あと、たとえはグレイシー・フィールズとか、そういう英国系の往年の歌手の歌声に漂う穏やかな郷愁は絶品すね。

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