Disc Review

Combustible Gems / Lightheaded (Slumberland Records)

コンバスティブル・ジェムズ/ライトヘッデッド

バンドキャンプで知りました。去年、5曲入りEP『グッド・グッド・グレイト!』でデビューしたニュージャージーのバンド、ライトヘッデッド。シンシア・リッケンバック(ベース/ヴォーカル)、サラ・アブドルバリー(ギター/コーラス)、スティーヴン・ステック(ギター/作曲)の3人組ですが。

いよいよアルバム、出ました。といっても今回も8曲入り、全長30分弱の作品なので。新たなEPみたいな感じなのかも。

1960年代のブリル・ビルディング・ポップやフォーク・ロックのテイストを、フィーリーズ、パステルズ、ソフティーズ、マジック・ラウンドアバウトといった1980〜90年代のギター・ポップ・バンドの感覚とシームレスに合体させつつ、近年の宅録インディー・ポップの場に持ち込んだような手触りはそのまま。

でも、今回のほうがレトロ感は少なめかな。プロダクション的にもだいぶ慣れてきたのか、少しだけではあるけれど深まりを見せていて。ヴァイオリンのエリン・ターナーが提供するストリングスの感触がやんちゃなギター・ポップ・サウンドとぐるぐるに絡まっていたり。なんだか面白い。

バンドの素性とか、全然わかってないのだけれど、いろいろな世代にいろいろと面白いやつらがいっぱいいますねー。楽しいっすねー。

で、業務連絡ですが。明日は午前中早くからびっちり仕事が入ってしまっているので、趣味の本ブログ更新はお休みしますね。とともに、ちょっと時間がかかりそうなお仕事にかからなくちゃいけなくなったもんで、しばらくはいつものように平日毎朝更新みたいなペースが乱れそうな予感も…。まあ、これからも気楽に無理なくやっていきますので、気楽に無理なくお付き合いください。よろしくお願いします。

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