Disc Review

Love Can’t Be Borrowed / The Sextones (Record Kicks)

ラヴ・キャント・ビー・バロウド/ザ・セクストーンズ

米ネヴァダ州ハイ・デザートで結成されたレトロ・ソウル・グループ、ザ・セクストーンズ。マークとクリスのセクストン兄弟を中心に活動する4人組ですが。2017年リリースの前作『ムーンライト・ヴィジョン』以来、久々の新作が出ました。

あのマイク・フィニガンの息子で、同傾向のバンド、ザ・モノフォニックスでの活動でもおなじみ、ケリー・フィニガンが全面プロデュース。カリフォルニア州サンラファエルにあるフィニガンのトランジスター・サウンド・スタジオで、2年間、じっくり時間をかけてレコーディングされたらしい。

ということで、アーロン・フレイザーあたりとタメを張る、ごきげんにマニアックなレトロ・ソウルの雨アラレ。昨日紹介したスピナーズ〜トム・ベル的なフィリーものあり、デルフォニックス系あり、モーメンツ系あり、ドラマティックス系あり、カーティス・メイフィールド系あり、ベイビー・ヒューイ系あり、ノーマン・ホイットフィールド系あり、もちろんマーヴィン・ゲイ系あり。

エレキ・シタールがむせび泣き、グロッケンが煌めき、ムーディなコーラスが舞い、ストリングスが甘く包み込む。全10曲30分ちょいのコンパクトな1枚ながら、夢見心地のドリーミー・ソウル・ワールドだ。

イタリアのミラノを本拠とするこれまたマニアックなレーベル“レコード・キックス”からのリリース。フィジカルはCDも出ているようだけれど、これは絶対ヴァイナルだな。アナログLP(Amazon / Tower)で聞きたい傑作です。

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