NBPファイル vol.58:5月16日は『ペット・サウンズ』の日
おととい、5月16日は『ペット・サウンズ』の日。そうです。今から57年前の5月16日、あのビーチ・ボーイズの大傑作アルバム『ペット・サウンズ』がリリースされました。ブライアン・ウィルソンやアル・ジャーディンら、あのアルバムを作ったメンバーたちもSNSなどで『ペット・サウンズ』のお誕生日を寿いでいましたねー。
ご存じの通り、いろいろ数奇な運命をたどったアルバムではありましたが、今では誰もがビーチ・ボーイズといえば『ペット・サウンズ』! と。真っ先に思い浮かべる名盤としてシーンに定着しております。
と、そんなわけで、スロウバック・サーズデイ恒例のNBPプレイリスト、今週はビーチ・ボーイズでいきます。『ペット・サウンズ』に象徴される1960年代後半のビーチ・ボーイズ・サウンドの中からぼくが好きな曲をざっくり12曲、セレクトしてみました。
ぼくが中学生とか高校生とかだった1970年代前半とかは、もうビーチ・ボーイズの人気がどん底だったもんで。『ペット・サウンズ』なんて口に出しても知ってる人は誰もいない、みたいな。そんな感じ。ビーチ・ボーイズって「サーフィンUSA」の人たちでしょ、とか言ってもらえれば御の字だったっけ。そう思うと、今や夢のような時代なわけですが。
そんな苦難の時代を思い出しつつセレクトした12曲。『ペット・サウンズ』の収録曲をアタマとラストに置いて、同時期の佳曲を間に挟み込んだセレクションです。よろしければ。
My Favorites from Pet Sounds/SMiLE Era
- I Just Wasn't Made for These Times / The Beach Boys (1966)
- Busy Doin' Nothin' / The Beach Boys (1968)
- Aren't You Glad / The Beach Boys (1967)
- Little Pad / The Beach Boys (1967)
- Let Him Run Wild / The Beach Boys (1965)
- I Went to Sleep / The Beach Boys (1969)
- Wonderful / The Beach Boys (recorded in 1966)
- I'd Love Just Once to See You / The Beach Boys (1967)
- Time to Get Alone / The Beach Boys (1969)
- Can't Wait Too Long / The Beach Boys (recorded in 1967)
- Cabinessence / The Beach Boys (1969)
- Don't Talk (Put Your Head On My Shoulder) / The Beach Boys (1966)