ゲット・リアル/CVC
〆切り渋滞、いまだ解消せず。もちろんぼくが悪いんですが(笑)。いやー、トシとったせいか、執筆スピード落ちました。そういうものだと思ってのんびりやってはいますが。
というわけで、今朝も先日bandcampをうろうろしているときに出くわした、よく素性のわからないバンドのアルバム、軽く紹介させてもらう感じでいきます。CVCってバンド。プロフィール欄を見ても“Cardiff, UK”としか書いていなくて。どうやらウェールズの人たちだなってくらいしか把握できなかったのだけれど。
本人たちのWEBサイトにもちゃんとしたプロフィールはなく。仕方なくちまちま調べてみたら、ヴォーカル、ギター×2、キーボード、ベース、ドラムの6人組。本拠はbandcampに書いてあった通り、ウェールズのカーディフで。そこから北に10マイルほど行ったウェールズ渓谷にあるラグビー場とパブの町、チャーチ・ヴィレッジにちなんで“CVC(チャーチ・ヴィレッジ・コレクティヴ)と名乗っているのだとか。
なんかバンド名も含むムードとしては1960年代後半のキンクスの感じを思い起こしたりもするのだけれど。音のほうは、んー、どっちかというと1970年代前半の米ローレル・キャニオン、みたいな?
メンバーの年齢とかわからないけど、どう考えても世代的にはそぐわない古い音楽好きらしく。ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、バッファロー・スプリングフィールド、初期ピンク・フロイド、ビー・ジーズ、初期スティーリー・ダンとか意識しているのかなぁ…的な音を聞かせるやつら。中古レコード屋さんとか、絶対好きなんだろうな。地元のクラブとかでは大人気っぽい。
そんな6人組が去年、自主制作したシングルとEPでデビュー。それに続いてこの1月、ついに本ファースト・アルバムもリリースした、と。ざっくりそういう流れみたい。まあ、正直、全部がいい曲ってわけでもなく、歌詞的にもちょっと浅めというか、そんな感触もありつつ、しかし向かっている方向性としては全力で応援したくなる1枚です。
今後に大いに期待しつつ、もうちょいこのバンドのことあれこれ調べてみようっと。〆切りをちゃんと終わらせたら、ね。はい。