NBPファイル vol.29:モア若大将ベスト
ぼくがナビゲーターになって、毎週多彩なゲストをお迎えしながらInterFMほかJFN系でオンエア中のFM番組『Music Stories~ライブハウスからのそれぞれの物語~』。今週と来週は2週にわたって、なんと! あの! 永遠の若大将、われらが船長、加山雄三さんをゲストに迎えてお届けしております。光栄なことです。
radikoとかaudeeとか、いろいろなメディアでも楽しむことができますから、ぜひお聞きいただきたいなと思います。PCならば右側の、スマホならば下方のインフォメーション・コーナーに番組ホームページのアドレスとかも載ってます。チェックしてみてください。
で、その加山さん。とうとう明日、9月9日の東京国際フォーラムでのステージを最後に、フルでのホール・コンサートから身を引く、と。衝撃のニュースが。こりゃやばいとばかり、ぼくもチケットの抽選に決死の覚悟で挑みましたが、あえなく落選。残念。さらに年末のクルーズ船を使っての船上コンサートが本格的ライヴ活動の最後になるという情報も…。いやいや。なんだかまた時代の移り変わりを否応なく思い知らされる今日このごろではあります。
ちなみに、このタイミングで加山さんは全21曲入りのオールタイム・ベスト『若大将ベスト』をリリース。ストリーミングもスタートしたので、ぼくも思いきり楽しませていただいているわけですが。しかし、1961年に歌手としてレコード・デビューしてから60年超のキャリアをCD1枚ぽっちで振り返ることなど到底できるはずもなく。あれ? あの曲は入っていないな。げっ、こっちの曲もないぞ…みたいな思いを抱いている長年のファンも少なくないことでしょう。ぼくもそのひとり。
というわけで、毎週木曜恒例のロウバック・サーズデイ企画、ナッシング・バット・ポップ・プレイリストは加山雄三特集。今回の『若大将ベスト』の選曲からあえなく漏れてしまったぼくのフェイバリット・ナンバーをとりあえず12曲セレクトしてみました。
1965年、『海の若大将』と『エレキの若大将』でその存在を知って、憧れて、いろいろな喜びを教えてもらいながら半世紀以上。心からの感謝をこめてのセレクションです。本家『若大将ベスト』とともにお楽しみいただければ、光栄です。
- ブーメラン・ベイビー / 加山雄三 (1966)
- 二人だけの海 / 加山雄三 (1967)
- アロハ・レイ / 加山雄三 (1966)
- ミセス・マーメイド / 加山雄三 (1976)
- クール・クール・ナイト / 加山雄三 (1967)
- かわいい君 / 加山雄三 (1968)
- ヴァイオレット・スカイ / 加山雄三 (1965)
- 君に大空を / 加山雄三 (1971)
- 永遠の誓い / 加山雄三 (1977)
- たった一つの恋 / 加山雄三 (1969)
- 麗しき乙女たち / 加山雄三 (1966)
- ユー・アー・マイ・ラブリー・ガール / 加山雄三 (1967)