Disc Review

life’s a beach / Easy Life (Island)

ライフ・イズ・ア・ビーチ/イージー・ライフ

今朝は3カ月に一度の病院の日。ワクチン接種じゃなくて、定期診察。順番待ちしながらブログ更新しようかなとも思ったのだけれど。でも、通っている科の待合室が地下なもんで。電波が超薄い(笑)。ネットにほとんどつながらない。

なので、病院では待ち時間、本でも読むことにして。ブログのほうはその前に、ちゃちゃっと早朝更新しちゃいます。近ごろ話題のイージー・ライフです。けっこう楽しんでおります。

去年のアタマ、ミックステープ『ジャンク・フード』が大いに話題になった英レスター出身の5人組オルタナ・ポップ・バンド。アーロ・パークスをフィーチャーした「サングリア」とか、ぼくも去年、ストリーミングのリコメンドにハート付けて(笑)ちょいちょい聞いたものです。アデルとかサム・スミスとかハイムとかマイケル・キワヌーカとか、期待の新人の登竜門的存在である“BBCサウンド・オヴ”シリーズの2020年版で2位に選出されたりもしていたっけ。

そんな彼らの、待望のファースト・アルバム。サウンド・スタイルはもちろん今どきのグルーヴと音像にきっちり目配りしたもので、ヴォーカルのアプローチにも、ラップのようなスポークン・ワードのような表現まで飄々と取り込んだような柔軟さが感じられて、でも、メロディ・センスとかはけっこう不変/普遍のポップ・センスに貫かれていて…。随所に世代を超えた“ただものじゃない感”がみなぎっている。ワクワクする。

去年から今年にかけて先行で出た「デイドリーム」「ア・メッセージ・トゥ・マイセルフ」「スケルトンズ」などに加えて、先日立て続けに映像も公開された「ハヴ・ア・グレイト・デイ」や「オーシャン・ヴュー」、さらに2018年に出て今なおSNSでバズり続けているらしき「ナイトメアーズ」も収録。おなじみの味わいと、まだ手の内にはいろいろあるんだぜとばかりちりばめられた新鮮な感覚とが混在する仕上がりだ。

全曲、複数人の名がソングライター・クレジットに並んでいるけれど、すべてに関わっているのがフロントマンのマレー・マト​ラヴァーズ。たぶん、このマレーくんの感覚というのがイージー・ライフの感触を決定づけているのだろう。ブラックなユーモア感覚ややばめの遊び心をたたえた歌詞も面白い。刺激的な連想ゲームのように単語から単語へと横滑りしていく感じとか、なかなかにイマジネイティヴ。ありがちな日常の光景なり人間関係なり感情なりを屈折した眼差しで再構築してみせる。それがカラフルでメロウな今様ポップ・サウンドと絡み合い、なんとも不思議な世界観へと結実している。

と、そんなところで、思い切り手短ではありますが、今朝の更新はこの辺で。病院、行ってきまーす。

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