Disc Review

Youngstown Tune-Up / The Jellybricks (Pop Detective/Primitive)

Youngstown

ヤングタウン・チューンアップ/ザ・ジェリーブリックス

これまたまったく気づいていなかった盤なんだけど、ジェリーブリックス。15年くらい前に出たポール・マッカートニーへのトリビュート・アルバムで「テイク・イット・アウェイ」を演奏していたペンシルヴェニア本拠のパワー・ポップ・バンド。去年の3月ごろに新作出してたんだね。iTunesストアをうろうろしていて見つけました。いかんいかん。また見逃しだ。あわてて入手。

2年ぶりの6枚目。1年近くスルーしてたわけですが。まあ、いつ聞いたところで別に最新サウンドに挑むタイプの連中じゃないし、事情はあまり変わらないというか(笑)。相変わらずのギター・ドリヴン系痛快パワー・ポップです。

ラリー・ケネディ作品とブライス・コナー作品と、いつものように半々くらいのバランスで。初期よく見られたケネディ&コナー共作曲はもはやなくなって残念なのだけれど、それぞれにポップな持ち味を発揮していて楽しい。どの曲も、もうちょい詰めればさらに光りそうなのもいつも通り。ただ、その辺の詰めの甘さというか、B級感もまたこの人たちの魅力。たくさん聞いてもらえるといいっすね。って、1年近く見逃してたぼくが言うセリフじゃないけどさ…(笑)。

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