ゴシップ・イン・ザ・グレイン/レイ・ラモンターニュ
先日、「ホームページ、せっかくブログにしたんだから、もっと頻繁にすればいいのに」と、とある方に言われて。「やー、なかなか書くこともなくて」とかテキトーに答えてたら。「だって健太さんって平均すれば毎日最低1枚は新譜買ってるんでしょ?」と突っ込まれて。「確かに、1枚どころじゃなく買ってますね」と言ったら。「それ、1枚ずつ紹介してくれればいいんだからぜひやってよ、別に長い評論とかじゃなくても楽しいから」と。
なんとなく納得したもんで。ブログっぽく、しばらくやってみます。毎日って感じにはならないかもしれないけど。軽く(笑)。
というわけで、まず今日はレイ・ラモンターニュの3作目。今月のアタマくらいに買ったものです。前よりずいぶんと外向きに、明るくなった印象。プロデュースは変わらずイーサン・ジョンズ。スタックス・ソウルっぽい瞬間あり、ヴァン・モリソンっぽい瞬間あり、マーティ・ロビンスっぽい瞬間あり、ジミー・ウェッブっぽい瞬間あり、フィル・オクスっぽい瞬間あり、モリコーネっぽい瞬間あり、ピンク・フロイドっぽい瞬間あり…。ラモンターニュ流のブルー・アイド・ソウル感覚が様々な形で充満。ティム・バックリーをさらにハスキーに、痛く、切なくしたような歌声は、相変わらず奇妙な吸引力を放ってます。