Disc Review

Moments From This Theatre: Live / Dan Penn & Spooner Oldham (Bluefive/Proper)

モーメンツ・フロム・ジス・シアター:ライヴ/ダン・ペン&スプーナー・オールダム

スワンプ感覚満載の、とんでもなく素晴らしいソウル・ナンバーやカントリー・ナンバーを作り上げてきたソングライター・チーム、ダン・ペン&スプーナー・オールダム。彼らがたった二人で、自ら奏でるアコースティック・ギターとエレクトリック・ピアノだけをバックに繰り広げたライヴの模様を収めた1枚だ。

去年の11月に行なわれたUK&アイルランド・ツアー(ゲストはニック・ロウだったとか)の間に、いくつかの会場で録音されたもの。これはすごいです。見事な1枚です。見たいよ、このライヴ。まじに。ジェームス&ボビー・ピュリファイに提供したファンキーな「アイム・ユア・パペット」を、ぐっとメランコリックに歌ったヴァージョンで幕を開けて、以降、「スウィート・インスピレーション」「クライ・ライク・ア・ベイビー」「ドゥ・ライト・ウーマン、ドゥ・ライト・マン」などなど、主に彼らが二人で組んで作り上げた名曲の数々を次々とセルフ・カヴァーしてみせる。

ダン・ペンがオールダムではなく、他のソングライターと組んで作った曲も何曲か登場するけれど。その中のひとつ、ダンさんがチップス・モーマンと共作した「ザ・ダーク・エンド・オヴ・ザ・ストリート」を歌う前に、“よくこの曲に関して、誰が歌ったヴァージョンが好きか質問されるんだけど。そりゃ、ジェームス・カー以外にないだろう。これから俺が歌うんだけど、ここにジェームスがいてくれたらと思うよ”とかMCしたりして。泣かせます。

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