28デモズ／マーゴ・ガーヤン
ダリル・ハンナが監督したニール・ヤングのドキュメンタリー映画『コースタル』のサウンドトラックが今日からストリーミングされると思って、ブログではそれ取り上げようかなと思っていたのだけれど。
なんか、事前にはストリーミングされていたのに、リリース日の今日になったら逆に聞けなくなっちゃってたりして(笑)。なんだ、こりゃと思いつつ。注文ずみのブツが届くのを待って紹介することにして。
仕方ないので、別のもの紹介します。ていうか、これももう何度も世に出ている盤ではあるのだけれど。マーゴ・ガーヤンのデモ音源集。マーゴさんのことは本ブログでも何度か取り上げていて。彼女のキャリアとかについては、2021年、訃報を受けて書かせていただいたこちらのページを参照していただくことにして。
この人のデモ音源集としては、2001年に『25デモズ』という、文字通り25トラック入りのものが出ていて。その後、2014年に2トラック増やした『27デモズ』ってのがカセットとかで出て。2016年にはそこに「サムワン・アイ・ノウ」のチップ・テイラー・デモと「シンク・オヴ・レイン」のマルコム・マクニール・デモを加えた『29デモズ』ってのが出て。
で、また今回、いったん『27デモズ』に立ち返って。そこに2023年に7インチで発掘された「アイ・オウト・トゥ・ステイ・アウェイ・フロム・ユー」を加えた『28デモズ』が出た、と。
ただし、この「アイ・オウト・トゥ…」は去年編まれた充実のアンソロジー『ワーズ・アンド・ミュージック』にも入っていて。
なんか、こう、ちょっとだけの違いで、でも揃えておかないと気になって、結局買っちゃう的な？(笑) まんまと戦略にハマっている感じもしなくはないのですが。
まあ、だからあまり強くおすすめはしませんが、マーゴ・ガーヤンのものなら何でもほしいというぼくみたいな方への、念のための情報でした。失礼しました。
