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Great Songwriter Files: 06. Neil Sedaka

グレイト・ソングライター・ファイル・プレイリスト:06. ニール・セダカ

一回おきにお届けしております、拙著『グレイト・ソングライター・ファイル〜職業作曲家の黄金時代』に即したプレイリスト・シリーズ。第6弾です。6章で取り上げたニール・セダカの作品集。

といっても、ニール・セダカに関しては、本のほうにも記した通り、ぼくにとって世界一好きなソングライターなもんで。好きな曲はそれこそ無数。数知れず。にもかかわらず、隠れた名曲渦巻く1970年代の本人作品群が日本ではまともな形でストリーミングされていなくて。そもそもCD化も今やちゃんとされていないし…。

仕方なく、思いきり制限を設けて、まず本人歌唱を外し、基本的に他シンガーが1960年代後半以降に取り上げたヴァージョンに絞って、あれこれセレクトしてみました。まあ、「恋の日記(The Diary)」や「カレンダー・ガール」のような60年代前半までの本人ヒットに関しては、さすがにいろいろベストが出ているので、そちらからもひとつ、お手軽なやつを参考までに併せて載せてはおきますが。

ただ、いろいろ制限を加えたもんで、結局、70年代に本人歌唱で放った「雨に微笑みを(Laughter in the Rain)」とか、コニー・フランシスに提供した超名曲「ボーイ・ハント(Where the Boys Are)」みたいな60年代前半までの提供楽曲とか選べませんでした。まあ、きりがないから。また選びます。

とか言いつつ、初期提供曲のうち、唯一例外として1963年にニールさんが“ロニー・グロスマン”という別ソングライター名義でアンドレア・キャロルに書き下ろした「なみだの16才(It Hurts to Be Sixteen)」だけはしれっとセレクト。これは、まじ大好きなもんで。つい入れちゃいました。まりやさんヴァージョンもよいですね。

※お恥ずかしいことに、出版後、いくつか不注意なミスに気づきました。読者ならびに関係者の皆さまにご迷惑をおかけいたしました。本当にすみません。訂正個所はリットー・ミュージックのWEBに掲載されています。そちらをご参照ください。電子版は修正されています。申し訳ありません。よろしくお願いします。


Great Songwriter Files: 06. Neil Sedaka

  1. Love Will Keep Us Together / Captain & Tennille (1975)
  2. One Day of Your Life / Andy Williams (1970)
  3. Workin' on a Groovy Thing / the 5th Dimension (1969)
  4. Rainy Jane / Davy Jones (1971)
  5. Teach Me How / The Chiffons (1968)
  6. It Hurts to Be 16 / Andrea Carroll (1963)
  7. Breaking Up Is Hard to Do / Lenny Welch (1970)
  8. Sad Eyes / Maria Muldaur (1976)
  9. Our Last Song Together / Bo Donaldson & The Heywoods (1975)
  10. Solitaire / Carpenters (1975)
  11. Your Favorite Entertainer / Petula Clark (2010)
  12. Alone at Last / Rosemary Clooney (1981)

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