タキシードIV/タキシード
メイヤー・ホーソーンって人が大好きで。2009年のファースト・アルバムとか、けっこう大喜びで本ブログでも紹介したり、当時やっていたラジオ番組でいちはやくかけまくったり、盛り上がったものです。あれ、もう15年前のことなんだなぁ…。
ご存じの通り、この人、ざっくりくくればいわゆるレトロ・ソウル〜ネオ・ソウル系に分類されることになるのだろうど。ソロだとけっこうメロウ成分が強めになるのに対して、2015年にジェイク・ワンと組んだユニット、タキシードでのアルバムとなると、思いきりディスコ寄りというか、ダンス寄りというか、そっち方面へと意識的に振っている感じ。もちろんそれも楽しくて大好きですが。
というわけで、今回はそのタキシードのほうの新作。久々だな。5年ぶりの4作目だ。今回もシック、シャラマー、ザップ、パーラメントなどへの偏愛ぶりを存分に解き放ってみせる。ラストを締めくくる「ウィー・メイド・イット」って曲は鉄壁スウィート系ながら、基本的にはセヴンティーズ〜エイティーズっぽいダンス・グルーヴが全編に炸裂。
ブラック・アイヴォリーの一員として、あるいはソロとして、かつて多くの名曲で胸ときめかせてくれたリロイ・バージェスが1曲にゲスト参加してます。
これは断然、アナログでゲットしたいっすね。