NBPファイル vol.101:ザ・ビーチ・ボーイズ 1964
スロウバック・サーズデイ恒例NBPプレイリスト。しばらくお休みしていましたが。本日、久々にセレクトしてみました。
というのも、今から60年前、1964年の今日、7月4日にビーチ・ボーイズのシングル「アイ・ゲット・アラウンド」が全米ホット100チャートの1位に輝いたということで。これはお祝いしたい、と。
「アイ・ゲット・アラウンド」はビーチ・ボーイズにとって初の全米ナンバーワン・ヒットで。さらにシングルB面には「ドント・ウォリー・ベイビー」が入っていて。こちらも全米最高24位まで上昇して。アップテンポ・ホットロッド・ナンバーのある種の到達点とも言うべき「アイ・ゲット・アラウンド」と、ミディアム・テンポの大傑作ポップ・バラード「ドント・ウォリー・ベイビー」とのカップリングという、ポップ・ヒストリーに残る名シングルなわけですが。
とにかく1964年。このシングルのみならず、ビーチ・ボーイズは絶好調。ビートルズのアメリカ襲来にも負けることなくヒットチャートを大いに賑わしたのでありました。
ということで、本日のNBPプレイリストは1964年のビーチ・ボーイズ特集。60年前に全米ポップ・チャートにランクしたシングルをだだーっと並べてみました。B面に関しても、ヒットしたものはもちろん、チャートインしなかったものも含めて全部並べてあります。基本的に曲順が奇数なのがシングルA面、偶数なのがシングルB面です。ただし、年末にヒットしたクリスマス・シングルだけは季節感なさすぎなので外しました(笑)。
ちなみに、7曲目の「ウェンディ」から10曲目の「ハッシャバイ」までの4曲はシングルではなく、4曲入りEPの収録曲です。まあ、今回のプレイリスト、全部『USシングルズ・コレクション』ってコンピからの選曲なので、ある意味むちゃくちゃ手抜きではありますが(笑)。オリジナル・モノ・ヴァージョンだけピックアップして並べてあるので、これはこれで便利に、楽しく聞けると思います。
この時期、本当に神がかっていた初期ビーチ・ボーイズの楽しさは、今月22日に東京・新宿ロック・カフェLOFTで行なうCRT『真夏の歌舞伎町オールディーズまつり 〜祝!『BIG WAVE』40周年《サーフィン/ホットロッド特集》〜』でも思いきり味わう予定ですので、お時間ある方、ぜひそちらへのご参加もお待ちしてまーす。
- Fun, Fun, Fun / The Beach Boys (US Pop #5)
- Why Do Fools Fall In Love / The Beach Boys
- I Get Around / The Beach Boys (US Pop #1)
- Don't Worry Baby / The Beach Boys (US Pop #24)
- When I Grow Up (To Be a Man) / The Beach Boys (US Pop #9)
- She Knows Me Too Well / The Beach Boys
- Wendy / The Beach Boys (US Pop #44)
- Don't Back Down / The Beach Boys
- Little Honda / The Beach Boys (US Pop #65)
- Hushabye / The Beach Boys
- Dance, Dance, Dance / The Beach Boys (US Pop #8)
- The Warmth of the Sun / The Beach Boys