NBPファイル vol.69:スウィート・サマー・ミュージック
地球規模で気温がおかしなことになっちゃってて。暑い。おかげで気象的にもこれまでの常識が通用しなくなっちゃったか、夏を満喫! とか、まじ言っていられないであろう地方も少なくないし。自然の脅威の前に人間はつくづく無力だよなぁ…と思い知らされるばかりの日々ですが。
日課にしているウォーキングもちょっとまともにはできないというか、やらないほうが健康にいいみたいな、おかしな状態。それでも気分転換にちょっとお散歩したいな…的なとき、BGMとしてよく聞いている“夏の曲”を、スローバック・サーズデイ恒例、今週のプレイリストにセレクトしてみました。超ストレートなテーマだー(笑)。
もちろん夏の曲は膨大にあって、選び出したらキリがないわけですが。でも、夏の環境が大きく変わりつつある今、往年のサマー・ソングが描き出していた風景とか心情とかが現実にそぐわなくなってきている気もする。ほどよい暑さの下、青春を謳歌…みたいな夏はもはやヴァーチャルなものなのかも。
とか思いを巡らせつつ、タイトルに“サマー”って言葉が入ってるいろんなタイプの夏の歌、12曲並べました。少しは涼しい気分になれたらいいな。
そういえば、書きながら今、急に思い出したけど。1970年代半ばとか、自分の部屋にまだエアコンなんかなくて。今の時代ほどじゃなかったとは思うけど、それでも超暑くて。まじ、音楽で涼を取っていたっけ。いじましい。いちばん重宝したのが高中正義『セイシェルズ』だったなぁ。あのアルバムのA面、プレーヤーにかけると室温が体感で5度くらい下がった気がしたものです。今回のプレイリストはタイトルに“サマー”の文字が入っている曲からのチョイスなので高中さんは入れていないけど、ほんとお世話になりました。
これも音楽の力だな。今日も午後イチからミーティングで出かけなきゃならないから、日陰を忍者歩きしつつ、このプレイリストと『セイシェルズ』の2本立てで乗り切ろうっと。
- Summer's Here / James Taylor (1981)
- Sweet Summer Music / Attitudes (1977)
- Summer Days / Bob Dylan (2001)
- Stay and Love Me All Summer / Brian Hyland (1969)
- Summer '68 / Pink Floyd (1970)
- Summer Breeze / Seals & Crofts (1972)
- Hot Fun in the Summertime / Sly & The Family Stone (1969)
- Summer's Here / The School (2010)
- Fifteen Summers / Gallagher & Lyle (1976)
- Now That Summer is Here / The Videls (1960)
- Summer Wind / Frank Sinatra (1967)
- Your Summer Dream / The Beach Boys (1963)