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Mick Fleetwood & Friends Celebrate the Music of Peter Green and the Early Years of Fleetwood Mac

ミック・フリートウッド&フレンズ

昨夜、とんでもなく盛り上がる先行ビデオをひとつ目にしちゃったもんで。今朝は今月末に出る予定の作品への期待感みたいなものを軽く書かせてもらいますね。

来たる4月24日午後9時(CET)、日本時間だと翌25日の早朝5時にNUGS.NETで配信されるオン・デマンド・イベント“ミック・フリートウッド&フレンズ”。告知の文字をちゃんと見ると、“ミック・フリートウッド&フレンズ・セレブレイト・ザ・ミュージック・オヴ・ピーター・グリーン・アンド・ジ・アーリー・イヤーズ・オヴ・フリートウッド・マック”って書いてあって。これ、去年の2月25日、本格的パンデミックに突入する直前の時期に英ロンドンのパラディアムで行なわれたオールスター・コンサートの模様だ。

テーマは、タイトル通り、ピーター・グリーンが牽引していた初期フリートウッド・マックの楽曲再訪。おー、なんと素晴らしい!

ミック・フリートウッドを中心に、デイヴ・ブロンズ、ジョニー・ラング、アンディ・フェアウェザー・ロウ、リッキー・ピーターソン、そしてマック在籍経験もあるリック・ヴィトーという顔ぶれがハウス・バンドをつとめて。そこにジェレミー・スペンサー、クリスティン・マクヴィー、ニール・フィンら在籍経験組、およびノエル・ギャラガー、ビリー・ギボンズ、デヴィッド・ギルモア、カーク・ハメット、ジョン・メイオール、ザック・スターキー、ピート・タウンゼンド、スティーヴン・タイラー、ビル・ワイマンらが次々客演する。エグゼクティヴ・サウンド・プロデューサーはグリン・ジョンズ。

もともとは映画として公開される予定で映像も記録されていたものの、新型コロナ禍がまったく勢いを衰えさせないことを受けて、ドルビー・アトモス・サウンドによるHDおよび4Kストリーミングで配信されることになったらしい。48時間有効の配信チケット、今はちょいディスカウントされていて、HDだと15ドルくらい。他にもいろいろなバンドルあり。その後、地域によって、順次、映画館にもかかるみたい。

ライヴ・ストリーミングの数日後、4月30日にはフィジカル・パッケージも出る。もっとも豪華なやつがコンサート映像を含むブルーレイと、ライヴを収めた2枚組CD、および4枚組アナログLP、イベントの写真や出演アーティストのコメント、ライナーなどを満載した44ページのハード・カヴァー・ブックレットがパックされたデラックス・ボックス・セット。4枚組LPのみ、2枚組CDのみ、2枚組CD+ブルーレイ、デジタル・ダウンロード…など、様々なフォーマットも用意されている。

本ブログでもかつて触れた通り、ピーター・グリーンはこのコンサートの数ヶ月後、去年の7月に残念ながら他界。そのことを思うと、結果的にさらなる意義が加わった一夜の記録ということになった。

去年の暮れ以降、いくつかオフィシャルなライヴ映像が先行公開されていて。ぼくら初期マック・ファンの待ちきれない気分をさらに煽り続けているのだけれど。昨夜、新たな映像がまたひとつ。デヴィッド・ギルモアがラップ・スティールで参加した「アルバトロス」ですよ! これ聞きながら25日早朝を待ちますよ! やっべー…。

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