グレイト・ソングライター・ファイル・プレイリスト:09. バート・バーンズ
久しぶりに古巣ロフトプラスワンへと里帰りしたCRTナイアガラまつり。たくさんのご来場ありがとうございました。楽しく、懐かしく、でも改めて新鮮に、斬新に、1970年代の大滝詠一ワールドを味わい直せて。わくわく盛り上がりました。
次回CRTは現在の本拠地、ロックカフェLOFTへと戻って拙著『グレイト・ソングライター・ファイル〜職業作曲家の黄金時代』発刊記念オールディーズまつりです。これも絶対楽しいやつです! 本ブログのインフォメーションなどご参照のうえ、こぞってのご参加お待ちしていますね。
というわけで、更新一回置きにお届けしています『グレイト・ソングライター・ファイル〜職業作曲家の黄金時代』プレイリスト。今日は第9章で取り上げたバート・バーンズの作品集です。
先日『宮治淳一のラジオ名盤アワー』にゲストとしてお招きいただいたときは番組の前半、ほぼテッパー&ベネットの話ばかりで盛り上がってしまいましたが。今回の『グレイト・ソングライター・ファイル』で取り上げたソングライターのラインアップ中、テッパー&ベネットと並んでふと忘れられがちな存在がバート・バーンズかなと思います。
オリジナル提供ヴァージョン、カヴァー、取り混ぜてのセレクションです。まあ、ビートルズの「ツイスト&シャウト」とか、ジャニス・ジョプリンの「クライ・ベイビー」とか、バウ・ワウ・ワウの「アイ・ウォント・キャンディ」とか、その辺の超有名なカヴァーも交えて構成してみようかなとも思ったのだけど、うまくまとめきれなかったもんで。カヴァーはストーンズとかオーティスとか、ほんの一部にとどめて選曲しました。
バート・バーンズって本にも書いたようないろいろな障壁がなければもっともっと重要な存在として語り継がれた才能だと思います。曲聞けば誰もが知ってるものも少なくないはずだし。再評価へのささやかなとっかかりにでもなれば、と願います。
※お恥ずかしいことに、出版後、いくつか不注意なミスに気づきました。読者ならびに関係者の皆さまにご迷惑をおかけいたしました。本当にすみません。訂正個所はリットー・ミュージックのWEBに掲載されています。そちらをご参照ください。電子版は修正されています。申し訳ありません。よろしくお願いします。
Great Songwriter Files: 09. Bert Berns
- A Little Bit of Soap / The Jarmels (1961 US #12)
- Twist and Shout / The Isley Brothers (1962 US #17)
- Cry to Me / Solomon Burke (1962 US #44)
- Tell Him / The Exciters (1963 US #4)
- Cry Baby / Garnet Mimms & The Enchanters (1963 US #4)
- One Way Love / The Drifters (1963 US #55)
- Everybody Needs Somebody to Love / The Rolling Stones (1965)
- I Want Candy / The Strangeloves (1965 US #11)
- Hang On Sloopy / The McCoys (1965 US #1)
- Down In the Valley / Otis Redding (1965)
- Here Comes the Night / Them (1965 US #24)
- Piece of My Heart / Erma Franklin (1967 US #62)