マイ・ゴールデン・イヤーズ/ザ・レモン・ツイッグス
今年もよろしくお願いします。
災害、事故、訃報…。いきなりの連打で早くもノックアウト気味の年明け。年を重ねれば重ねるほどに無力感を思い知らされるばかり。でも、こういうときこそ平常心。変わらぬ日々を過ごすしかないわけで。一歩一歩。穏やかに過ごしていければ、と思います。
そんなとき、やっぱり助けになるのが音楽で。今年もいい音楽にたくさん出会って、みなさんとその素晴らしさを分かち合っていけたら…と。このブログが少しでもそんな役割を果たせたらうれしいです。
というわけで、今年も基本的には毎平日、気になるニュー・リリースをひとつずつ、ゆるゆるっとご紹介していく所存の本ブログ。本格再始動は週明けからにしようかと思ってますが。とりあえず今年に入って公開されたごきげんなニュー・リリースを1曲載せて、新年のご挨拶に代えさせていただきましょう。
去年、個人的年間ベスト10アルバムのひとつに選出させてもらった『エヴリシング・ハーモニー』を届けてくれたレモン・ツイッグス。年が明けたところで、またまたナイスな新曲をぶちかましてくれました。『エヴリシング・ハーモニー』は持ち前のパワー・ポップ風味もちょっと抑え気味に、成熟ぶりを思い知らせてくれていたけれど。新曲では持ち味炸裂!
ラズベリーズ、バーズ、ビーチ・ボーイズ、ビッグ・スターなど、偉大な先達から受け継いだポップでジャングリーなノウハウを巧みに交錯させつつ満載した1曲です。ダダリオ兄弟、やっぱり頼もしい。まだストリーミングとかダウンロードとかのみのデジタル・リリースだけれど、アナログ7インチ・シングル、ほしいなぁ。いや、このままの勢いで新作アルバム制作へと突入してくれていたらもっといいかも。楽しみ。また来日も、ぜひ。
なにはともあれ2024年の本ブログ幕開けはこの曲から。楽しくいきましょう!