NBPファイル vol.43:クリスマス、早くー!
ジングル・ベル気分が盛り上がってきましたねー。そんな中お届けするスロウバック・サーズデイ恒例、NBPプレイリスト。1958年の今日、12月21日付の全米シングル・チャートでザ・チップマンクスによる名クリスマス・ソング「ザ・チップマンク・ソング」が1位に輝いたのだそうで。こりゃめでたい!ということで。直球ど真ん中ふたたび。今月2度目のクリスマス・ソング集をセレクトすることにしました。
前回は今年出たクリスマス・ソングばかりを集めたプレイリストだったので、今回はオールタイム編。件のチップマンクスを幕開けに、ぼくが好きな新旧クリスマス・ソングをだだーっと思いつくまま並べてみました。
「ザ・チップマンク・ソング」といえば、先日ノージに教えてもらったパンチ・ブラザーズとベラ・フレックのマイ・ブルーグラス・ハートとの共演パフォーマンス映像で、クリス・シーリーとシエラ・ハルとクリス・エルドリッジが天然チップマンク・ヴォイスでコーラスしていて。むちゃくちゃ楽しかったです。そんなことにも後押しされてのプレイリスト。
相変わらず今回も全12曲にこだわったので、カーペンターズの「メリー・クリスマス・ダーリン」、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」、ウィザードの「クリスマス・エヴリデイ」、ワム!の「ラスト・クリスマス」、ダーリーン・ラヴ「クリスマス」、イーグルス「ふたりだけのクリスマス」など、超有名どころには基本ご遠慮いただき。
なんか、とにかく聞いていてちょっぴり切なく、でも楽しくなれる曲を頭に浮かんだ順に並べてあります。これぞの1曲としては、やっぱり10曲目にセレクトした「アイ・ウォント・ア・ヒポポタマス・フォー・クリスマス」かなぁ。ノヴェルティ・ソングばかりかけまくって、アメリカで今も大人気のラジオ番組を持つ世界一のノヴェルティ・ソング研究家、ドクター・ディメントのショーで毎年クリスマスになると必ず登場する、その道の名曲。あどけない声で、おもちゃも何もいらないからクリスマスにはカバがほしい、ワニじゃなくて、絶対にカバがほしい、私はカバが大好きだし、カバも私が大好きだから…と歌う実にナンセンスな1曲。世界最強のクリスマス・ソングかも。
寒いけど、なにはともあれハッピー・クリスマス!
- The Chipmunk Song / David Seville & The Chipmunks (1958)
- Christmas All Over Again / Tom Petty & The Heartbreakers (1992)
- Christmas Day / The Beach Boys (1964)
- Rockin' Aruond the Christmas Tree / Brenda Lee (1958)
- That's What Christmas Means to Me / Dana Countryman (2021)
- Christmas Song / Gilbert O'Sullivan (1976)
- Christmas Island / Leon Redbone (1988)
- The Happiest Time of the Year / Candypants (2003)
- Feliz Navidad / Asleep at the Wheel (1997)
- I Want a Hippopotamus for Christmas (Hippo the Hero) / Gayla Peevey (1953)
- Winter Wonderland / Bob Dylan (2009)
- If Every Day Was Like Christmas / Elvis Presley (1966)