NBPファイル vol.39:フェイヴァリット・アルバム・トラックス 佐野元春編
昨夜は盛り上がりましたー。いや、ワールドカップはもちろんだけど。そのちょっと前。横浜のKT Zepp Yokohamaで見た佐野元春の“名盤ライブ『Sweet 16』”。その名の通り、佐野さんがちょうど30年前、1992年にリリースしたオリジナル・スタジオ・アルバム『Sweet 16』の収録曲すべてを曲順通りライヴで再現するコンサートだったのだけど。
ごきげんでした。佐野さんは相変わらず絶好調で。彼がこれまで率いてきたハートランド、ホーボー・キング・バンド、コヨーテ・バンドという3つのバック・バンドから選抜された腕ききメンバーたちにホーン・セクションやコーラスを加えた“スウィート・シックスティーン・グランド・オーケストラ”の演奏も充実。
30年前のこととか、それから今までのあれやこれやとか、いろいろ鮮やかに思い出したりして。胸が熱くなりました。特に、アルバム全曲演奏ということで、これまでライヴで聞いたことがなかった、たとえば「君のせいじゃない」とか、生演奏で聞くことができて。コーフンしたなぁ。まだこのあと大阪公演もあるようなので、細かいことはまたいずれ…って感じですが。
ということで、スロウバック・サーズデイ恒例、NBPプレイリスト。今週は佐野元春でいきます。昨夜、個人的にいちばん盛り上がった「君のせいじゃない」を1曲目に置いて、佐野元春の新旧アルバム群から、あまりベスト盤とかに収録されることはないものの、ぼくが個人的に好きなナンバーってやつを12曲、ざっくり並べてみました。
活動期間40年超の佐野さんだけに、アルバムも多いし、もちろんこんな曲数ではその魅力をカヴァーしきれないわけですが。とりあえずの12曲。佐野元春の歌声にはいろいろな局面でいろいろなことを感じさせてもらってきたんだなぁ、と。「アンジェリーナ」や「サムデイ」や「ヤングブラッズ」や「約束の橋」だけじゃないよなぁ、と。そんな思いを共有していただけたらうれしいです。よろしければ聞いてみてください。
ところで、実は明朝8時過ぎには家を出なくちゃならないという、まあ、ぼくにしては異例の早朝仕事が入っているもんで。こちらの趣味のブログは、明日、臨時休業させていただきますね。また来週再開しまーす。
- 君のせいじゃない / 佐野元春 (1992)
- WILD ON THE STREET / 佐野元春 (1984)
- 新世界の夜 / 佐野元春 (2015)
- CHASING RAINBOW / 佐野元春 (1986)
- 恋する男 / 佐野元春 (1990)
- 石と卵 / 佐野元春 (1999)
- さよならメランコリア / 佐野元春 (2022)
- アイム・イン・ブルー / 佐野元春 (1982)
- 恋人達の曳航 / 佐野元春 (1996)
- 悟りの涙 / 佐野元春 (2017)
- 永遠の迷宮 / 佐野元春 (2019)
- どこにでもいる娘 / 佐野元春 (1997)