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"That Lucky Old Sun" at Hemmerstein Ballroom, New York / Brian Wilson (Live)

ザット・ラッキー・オールド・サン(ニューヨーク、ハマースタイン・ボールルーム)/ブライアン・ウィルソン

今、ニューヨークなもんで。更新滞ってます。また帰ったら毎日更新めざしてがんばりますね。

で、今回のニューヨークでの最大の目玉が、ブライアン・ウィルソンのライヴ。もちろん“ザット・ラッキー・オールド・サン”の全曲演奏を含むプログラムです。去年、ロンドンで初演を見てからほぼ1年。その間にアルバム化もされて、さてどんな感じになっているのか…という興味で胸をわくわくさせつつニューヨーク公演、楽しませてもらいました。

基本的な流れとか、感触は、以前このブログで書いたロンドン公演と大きくは変わらず。ブライアンのヴォーカルのフレージングがかなりこなれてきているのが印象的だった。「ミッドナイツ・アナザー・デイ」のドラマチックな盛り上がりが特にすごい。ブライアンも椅子から腰を浮かせての大熱演だった。

ニューヨークってこともあって、全編、MCをばりばりに入れて盛り上がっていたのも楽しかったなぁ。客の熱烈歓迎ぶりもごきげん。やっぱりライヴは観客込みっすね。こういうのは日本ではなかなか実現できない交歓劇だ。

まあ、出先なもんで(笑)。あまり細かいことを書く気にはならないんだけど。ひとつだけ、ものすごくびっくりしたのは。バック・バンドのメンバーが替わって。ドラムのジム・ハインズとベースのボブ・リジックの“テイスティ・ブラザーズ”組が脱退。代わりにワンダーミンツのマイキー・ダミーコがドラマーとして復帰。ベースはブレット・シモンズ。わりとジャズ寄りのシーンで見かける人だけど、プレイはけっこうロックンロールしてました。

このメンバーチェンジが思いの外、ブライアン・バンドのアンサンブルを大きく変化させていて。実に面白かった。ハインズ&リジックのプレイが良くも悪くもわりと一般性のある、端正な、でもテンポ感はちょっと突っ込み気味で音もでかい…みたいなものだったのに対し、ダミーコ&シモンズのほうはいい意味でぐっとマニアック。ブライアン・ウィルソンの音楽があるべき形についに収まったような感じがする。まあ、スケール感がこぢんまりしたような感触もあって、その辺、聞く人によって評価が分かれるポイントだとは思うけれど。ぼくはかなり新鮮に楽しめた、と。そういうことです。

詳しくは年末のCRT忘年会ででも…。

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