Disc Review

Niagara Triangle Vol. 1 Vox / Niagara Triangle (Niagara/Sony)

ナイアガラ・トライアングル Vol. 1 VOX/ナイアガラ・トライアングル(大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次)

相変わらず日々のペースが立て直せぬまま。仕事ばかりでなく、WBCもあったしねー。ブログの更新、いまだ滞ってますが。いくつかお知らせしておきたい近々の予定などがあるもんで。告知、失礼します。

まずは本日、3月19日のお昼くらいに、ぼくが編集長をつとめているオンラインの音楽雑誌「エリス」の最新47号が配信スタートします。今回の巻頭は、北中正和&天辰保文(ザ・シルヴァー・クリケッツ!)による対談『1976年、建国200年の米国でロックは何を失い、何を手にしたのか』です。当時から日本で米ロックを紹介/評論なさってきたお二人のリアルな渡米体験なども交えたお話が興味深いです。

その他、連載陣の記事も充実。バッド・バニーからジョー・ヘンリー、高田渡、ベンチャーズまで、ロックからワールド・ミュージック、ミュージカル、クラシックまで、幅広く盛り上がっております。メールアドレスを登録するだけで無料でお楽しみいただけますので、ぜひ読んでみてください。

あと、ぼくの新刊『幸せな結末 大滝詠一ができるまで』のプロモーションも継続中で。来週以降も大竹まことさんや高田文夫さんの番組におじゃましたりする予定。このあたりはそのつどXなどでお知らせしますね。ドミューンにもおじゃまします。

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で、3月29日には横浜・大さん橋ホールで行われる恒例、YOKOHAMA MUSIC STYLE 2026に斎藤誠くんとともに出演します。以前、佐橋佳幸とも盛り上がりましたが、今回はマコトと。ギターを巡るイベントなので、名ギター・ソロをアナログ盤で聞いたり、あれこれおしゃべりしたり、マコトのギター演奏を楽しんだり…。気になる方、ぜひチェックしてください。

来月になると4月20日にCRT。今回は先日亡くなったニール・セダカの追悼ナイトです。彼が残した数々の名曲から、有名なもの、レアなもの、取り混ぜながら浴びるように聞いて、その素晴らしい才能を偲びましょう。

さらに5月には、毎度恒例の早稲田大学エクステンションセンターでの講座『英米ロック史』。1960〜80年代のロック、ポップス界を賑わした英米のアーティスト、ソングライター、ムーヴメント、およびそれらに触発された日本のアーティストにスポットを当てる講義の最新回です。5月23日から5週間、毎週土曜日に90分ずつおベンキョーします(笑)。

今回取り上げるのは、ブルース・スプリングスティーン、リトル・フィート、ポール・ウィリアムス&ロジャー・ニコルス、ブリティッシュ・インベージョン、そして竹内まりや。スプリングスティーンとかリトル・フィートとか、何度目かの講義になるアーティストもいますが、最新の動向なども交えてその活動を振り返ります。

というわけで、告知だらけの更新でした。何かひとつアルバムもピックアップしておこうと思いまして。ほどなくフラゲできることになると思われるこれ、オリジナル・リリースからの50周年を祝う『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 VOX』、紹介しておきます。

今さら何の説明もいらないと思うけれど。大滝さんが設立したナイアガラ・レコードから1976年に出た1枚で。ナイアガラ設立当時の所属アーティストだったシュガーベイブの山下達郎、ココナツ・バンクの伊藤銀次、そして大滝さん、3人がそれぞれの作品を持ち寄って作った夢のようなアルバム。

このアルバムが1976年に出たばかりのとき、本当によく聞いたっけ。ぼくは当時大学生で。まだ、いわゆるウォーキング・ステレオ的なものもない時代だったもんで、友達と小さなラジカセ持って代々木公園とか行って、このアルバムをダビングしたカセットをかけたりしながら芝生に寝っ転がったりして。楽しかったなー。

オープニング、達郎さんの「ドリーミング・デイ」とか、続く「パレード」とか、まだそのころは名前も知らなかった坂本龍一さんのピアノのヴォイシングとかがすごくかっこよくて。大貫妙子さんや吉田美奈子さんのコーラスも素晴らしく。なんか、これから楽しいことがたくさん起こりそうな予感に胸がワクワクしたものです。

今回の再発は完全生産限定盤アナログ・レコードあり、CDとDVDがセットになった通常盤あり、CD3枚+ブルーレイ1枚+豪華ブックレットという完全生産限定盤ボックスセットあり。でも、やっぱりいちばん気になるのは限定盤ボックスセット『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 VOX』で。

CDが3枚。ディスク1には最新リマスタリングされた1976年、大滝さんがエンジニアリングしたオリジナル・ミックスによるアルバム全曲に加え、シングル・バージョンとレア音源3曲を収録。うち2曲は初公開。ディスク2は、ナイアガラが日本コロムビアからソニーに配給元を移した後、吉田保さんが新たに手がけた1986年リミックス・ヴァージョン。で、ディスク3が1995年、大滝さん自らがリミックスしたヴァージョンや、カラオケ音源。そして幻の音源「幸せにさよなら(山下&大滝ヴォーカル・バージョン)」などを収録。

ブルーレイにはディスク1~3の収録楽曲のハイレゾ・リマスター音源、および当時“ナイトラVol.1”のプロモーションの一環として制作された映像作品「Fussa 45 Studio Live 1976」を5.1chミックスで収録。

あれから50年かぁ。いやぁ…。

同日発売の満里奈ちゃんの『Ring-a-Bell』については以前ちらっと書きました。ちらっとですが(笑)。このときも告知だらけのブログでした。よろしければ。ナイアガラ・レコード関連では3月27日と4月4日、池袋HUMAXでのイベントにもノージと一緒に出演しますが、こちらはソールドアウトだとか。チケットをゲットなさった方、盛り上がりましょう。

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