
NBPファイル vol.126:お誕生日記念、リタ・クーリッジ作品集
本日、5月1日はリタ・クーリッジさん、80回目のお誕生日だそうで。おめでとうございます。
ということで、スロウバック・サーズデイ恒例NBPプレイリスト、今週はリタさんの作品集。ぼくが好きな彼女の歌声を12曲、年代順に並べてみました。
日本ではこの人、1977年にボズ・スキャッグスの「ウィ・アー・オール・アローン」(“みんな一人ぼっち”という誤訳っぽい邦題がなんとも微妙でしたが…)がシングル・ヒットした1977年ごろから知名度が一気に上がった感じもあって。
その後、東京音楽祭で歌った「あなたしか見えない(Don't Cry Out Loud)」とか、007映画の主題歌とか、ジュリーが作曲した曲とか、「スウィート・メモリーズ」みたいな日本の歌をあれこれ歌ったこととか、そういうので有名かも。
でも、ぼくが個人的によく聞いていたのはそれ以前。ジョー・コッカーとレオン・ラッセルの『マッド・ドッグズ・アンド・イングリッシュメン』で「スーパースター」を歌っていたのをきっかけにその名前を知って、その後、A&Mレコードからソロ・アルバムを出すようになって、クリス・クリストオファソンと結婚してデュエット・アルバムを出したりもして…と、そのあたりの時期。
特に、高校生時代、どこかの輸入盤バーゲンで手に入れたサード・アルバム『ザ・レディース・ノット・フォー・セール』にはハマったなぁ。けっして派手なフェイクとかでシンガーとしての個性を押しつけてくることなく、優しげなトーンで淡々とメロディと歌詞を綴る感触がたまらなくて。一時、「マイ・クルー」ばっかり繰り返し繰り返し聞いていたっけ。ジャケットのお姿も、まあ、いろいろな意味で高校生にはたまらなく…(笑)。
なので、そのころの歌声からセレクトしました。この後の時期にシングル・ヒットした「ユー」とかもポップで大好きだったけど、それはそれで、また別の機会に。
Nothing But Pop File, vol.126: Happy Birthday, Lovely Rita
- Crazy Love / Rita Coolidge (1971)
- I Believe In You / Rita Coolidge (1971)
- Nice Feelin’ / Rita Coolidge (1972)
- You Touched Me In The Morning / Rita Coolidge (1972)
- My Crew / Rita Coolidge (1972)
- I'll Be Your Baby Tonight / Rita Coolidge (1972)
- A Song I'd Like To Sing / Kris Kristofferson & Rita Coolidge (1973)
- Hold An Old Friend's Hand / Rita Coolidge (1974)
- We Must Have Been Out of Our Minds / Kris Kristofferson & Rita Coolidge (1974)
- Am I Blue / Rita Coolidge (1975)
- Keep The Candle Burning / Rita Coolidge (1975)
- (Your Love Has Lifted Me) Higher and Higher / Rita Coolidge (1977)